佐治温泉「さだえ」

 

   

 トクーでは、当日でも予約が出来るという利点もあって、 値段も安くなります。

 香住海岸で、一度利用したことのある、宿は、その後人気が出たのでしょうか、土曜日は満室でした。

 佐治の「宮田」という民宿に泊まった事があり、そこは温泉ではなかったのですが、その分、食事が凄くて、豪華、味も美味しく、帰りに、店で仕入れている魚屋さんを教えてもらって、蟹とカレイを買って帰った事があります。値段も15000円の所を、直前で11500円くらいなので、民宿にしては、安くはなかったのですが。

 佐治を散歩したら、温泉宿もあって、海水浴場もすぐ側、水が綺麗なので、海水浴には、ここが良さそう、と思っていたので、土曜日の泊まりは、城崎か、佐治か、迷いに迷ったのですが、トクーに出ていなかった、宿が、直前の割引きで、「平日同額」でしかも、通常は、12800円の所を、キャンペーン価額で出していたので、8680円、というので、 城崎の三国屋の11800円も45パーセント引きで魅力だったけれど、安い方に。

 新鮮な魚を豊富に食べさせてもらえるのは、なんと言っても民宿です。

 佐治は、小さな民宿が、海水浴と蟹宿として、狭い道路を挟んで、沢山あります。温泉を引く宿も増えて来て、部屋のグレードも上げている。

 「さだえ」という民宿旅館は、5つしかないお部屋なのに、二つも温泉の浴場があって、  各部屋に、ヲシュレット付きのトイレもついていて、民宿とは言えないホテル並みの設備を提供しています。

 炭火焼きが好評で、口コミ評価が良い。のですが、12000円から、14000円くらいの値段での利用ばかりだったので、8600円では、期待しない方が当たり前、と思ってたのですが。

 炭火を旅館の外で焼いているので、2つあるから、今日は2組なのかしら、と思っていたら、3つになっていて、結局4組の客がありました。

 満室でも5組。雨の予想が、すっかり晴れて、かっこうの海水浴日よりになっていたからでしょうか。

 夕食は、一階の個室で、テーブルを二つ合わせて。

 炭火焼きの魚は新鮮で、か量も多くて。でもすっかり残さず食べられるのは余りに美味ししいから。

 但馬のお肉は、陶板ごと、炭火に乗せて。

お造りが、また凄い。これいらないのでは?と思うけど、皆、余す所なく。

 夏は、白いかの季節で、透き通った、イカが美味しい。

 

 最後に、とどめの、サザエの釜飯。

 普段食べてないみたいに、がつがつ食べてしまうのは、勿体ない、という染みついた根性なので。勿体ない精神は、受け継がれていくもので、残すという辞書は存在しない。

 だから、希望としたら、量を少なくして、美味しいもの少し、がベストなんだけど、民若い人でも充分満足を基本にしている、宿だから。

 朝食もまた、めちゃくちゃ、品数が多くて、朝食では、とても食べられない。、茶碗蒸しと味噌汁の塩加減が多くて。

有機野菜は、この宿が栽培していて、それを使ってのお料理だから、野菜のサラダや、トマトに、紫蘇、大根などは、美味しい。

 食後のコーヒーも出してもらって、手作りのパンまで出ていた。蟹グラタンは、塩加減も良く美味しかった。

帰りに、以前の魚の店まで行った。カレイが欲しかったから。冷凍庫の中で、保存されたものしかなくて、それも箱に入っている。

 昨夜のハタハタが美味しかったので、ハタハタ、カレイ、キスの3つを買って、まけてもらったけれど、後で考えたら、冷凍だと味が悪いのでは? 

 干したてのものを買うつもりで行ったのに、何で買ってしまったのだろうか? 

 朝でていた、カレーは、美味しくないなあ、と思ったので、冷凍しているからかも。

 帰りの道で、青垣の道の駅に寄って、手作りの二八そばを食べに。

 青垣は、丹波に入る。

 この道の駅は、主婦達が、きりもりしていて、蕎麦が名物になっている。地の野菜や花も売っている。以前に来た時には、コスモスが一斉に咲いていた。

 さすがに、丹波は、旨いもの揃いで、皆さん食べている蕎麦定は、野菜の天ぷらとおにぎりが二個ついているのだが、野菜の味が違う。丹波米の美味しいこと。

 これで850円。 蕎麦は出石よりは、太めで、堅くて、美味しい。

 いつも、関所みたいに、豊岡にある「福蕎麦」の出石蕎麦も食べないで帰ることはない。 出石は、山芋がたっぷりあって、卵が一個ついている。本わさびとネギで、とっくりの出し、そば湯もねったりしていて、家族総出で、頑張っている店のプライドをかけた、出石蕎麦。

 蕎麦やの隣に