吉田堅治 祈り・命の輝き

      

    

   先日、吉田さんの展覧会について、お知らせさせていただきましたが、

案内状をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

7月26日(木曜日)から、8月26日(日曜日)まで、月曜日の休刊日を除いて、

 はつかいち美術ギャラリーで、10時から18時まで。

 大2会場は、NHK広島放送センタービル1階で、

7月26日から、8月6日まで、開催されます。

  日本は、自然災害と、原発事故により、未来に希望が持てない、混沌とした状態にあります。

  

  人災がもたらした、福島の原発事故は、私達に、命の大切さを訴え、自発的な市民運動が起こり、その声と人びとは、拡大しています。

  原発はいらない。未来に生きる子供達が、安心して暮らせる、環境を作りたい。

   

  これから生きて行く、若い人達や子供達の、命を守りたい。

  若い夫婦が、被災地の被害者が、子供達を抱いて、母親達が、熱い夏、焼け付くよう日差しの中で、反原発を訴えて、

  

  官邸の前で、平和の和を作り、その環がどんどん大きくなっている。

  でも、その声は、野田総理には、届かない。

  原発の比率を、将来どうするのか、3つの選択を提供して、国民の議論を、というのは、

  以前でもあった、やらせまがいのパフォーマンスでしかない。

  こういう風に、3択で、中間の15パーセントに収めるつもりでしょう。

  15パーセント残して、「日本が事実上の核を持っていなければならない。」という考え方です。

  原発は、核兵器と同じです。核の平和利用など、ありえないことが、原発の事故で証明されている。

  核は核、人類を滅ぼす悪です。人々の平和な生活を破壊するものです。

  ただちに、原発は止めなければなりません。

  広島の犠牲者の「命の輝き」「平和への祈り」が、吉田堅治、という画家の作品を、原爆の証人である、広島での

  展覧会を実現させたのだと、思います。

  吉田さんの絵画の最も良き理解者であり、世界中で、大規模な展覧会を企画、実現させてきた、レバノン人のオゼさんは、吉田さんが、亡くなった、翌年の、3月、パリで亡くなられました。

  二月に、吉田さんが好きだった、教会で、祈りの絵画を展示され、NHKの取材の為の撮影を待っておられた時、

  顔色が優れなかったとか。

  その祈りの作品は、神奈川美術館に、寄贈されていますが、今回も、出品されます。

  平和の為の祈りの場で、命の大切さを願って、命の輝きを見る人に注ぐ為に。

   二十日市会場では、8月5日、18日、14時から、学芸員の説明解説があります。

  NHK会場では、7月29日、14時30分から、祈りの曲コンサート、があります。