僕たち急行A列車で行こう」

 

   

「僕たち急行」が、見たいとの要望で、大阪の梅田で待ち合わせた。、

ステーションの映画館で、先にチケットを抑えておいて、昼食はそれから。

 チケット売り場に行くと、これは東映の配給だから、優待カードは使えませんと言われた。

 映画を見たい友人は、お金を出しても見たいようだ。

付き合いだから、私も買った。

 

 友人は、目が悪いので、洋画は見ない。

 日本映画なら、字を追わなくても良いので、この前は、レールウェイズ、そして今回は、「僕達急行列車」どちらも彼女好みの映画。見ていて、ほんわかと楽しい映画がお好み。

 今、清盛を演じている、松山さんと、瑛太がコンビを組んでいる。

 鉄道マニアなら、こたえられないのかもしれない。

私はマニアではないけれど、車窓から、外の景色をぼっと、物思いにふけりながら眺めていると、何時間でも大丈夫。

 ヨーロッパを鉄道パスを使って、旅したことを思い出していた。

 誘われないと、知らなかった、面白い世界がある。ブルートレインと何かの電車が、交差する時間とか。もう決して見る事の出来ない、幻だとか。

 阪神電車って、そんなに憧れなのか。

 新幹線とか、在来線、最後の運転に、チケット買ってのる人の興奮がわかるような気がした。

  映画には、一両車だけの電車がいくつか出てくる。日本のローカル線、一両か二両の電車を探しながら、日本を旅するのも良いなあと思う。

 山間を抜けていく、電車の色や姿の美しさ、澄んだ空気の草の匂いが想像される。

 青春切符を使って、のんびり列車の旅が出来るほど、自分の時間を持っている若者は少ない。都会に飲み込まれて、悪戦苦闘の毎日。

 人間の暮らしに、かかせない大切なものを、次から次に破壊しながら、経済発展してきた。

 そんな暮らしに、ユーモラスに疑問を投げかけながらも、現状の変えられない生活をも

楽しく、のんびりと暮らすことを提案している。

 

  駅弁美味しそうだな、と思ったりする時には、誰かと一緒が良いな、と思う。

 1人、黙々と、ひとりでおいしがっていてもつまらないだろうな。

  二人の、仲の良い友達通し、女の子なんていらなくて、意気がぴったりあって、

  恋人同士みたいに好きあっている。

 「女の気持ちはわからない。」と松山さんの台詞が、2度ほど出て来て、そういうことなんだろうな、と。

 女同士の馴染みの良さと、男同士の気楽な連帯感

 昼食は、階下の、イタリアンの店で。チケットで10パーセントの割引きあり

 このレストラン、先日、「お帰りハヤブサ」を見たときに、混んでて、沢山待っていた店。

 なんで?男友達と、お好み焼き屋に変えた。

 空いていて、ゆっくり。平日行けるのは、女性か暇人だけ。

 前菜と、パスタにパン、デザートとコーヒーまでついて、1680円のに決めた。

 前菜の生ハムと、鯛のカラパッチオを分けて。

 パスタは、それそれのお好みのもの。

 量がたっぷりあって、食べられるかな、と心配したほど。

 デザートとコーヒーだけでも値打ちあり。

 デザートの単品は、680円だもの。

 

 どれも美味しかった。さすが、ウィークエンドは混んでる店だ。

 安くて、美味しいと、店は繁盛する。 テーブルの間隔も広くて、

ゆったりしている。