城崎2日目

  

 翌朝、7時から開店している外湯に。

鸛の湯に。朝風呂は空いていた。庭園風呂として、古くからここだけ露天風呂があった。 中風呂は熱くいので、露天だと丁度湯加減が良い。

 旅館に帰ると,朝食の準備が部屋に。

 夜も朝も,部屋食で、ゆったり、贅沢させてもらった。

品数が少なくて,家での朝食と変わらない。こういうくらいで丁度良い。

値段が安いのだもの。

温泉寺

昨夜、まんだら湯で、丸い檜風呂に入って、以前から入っていた若い女の子に聞かれた。どの風呂が良いかって。

 一の湯と、御所の湯を推薦した。夕食時、仲居さん都、外湯の話しになって、彼女は、いつも一の湯に行くのだそうで、二階に,マッサージがあって、二階から外の眺めも良いとか。私は二階に上がったことがない。

その話も、若い女性にした。

彼女は、まんだら湯が初めてだとか。旅館食事は?と私。

 蟹とステーキ、アワビなどの豪華な食事らしい。

それで幾ら?と私。

 彼氏が連れてきてくれたので、わからない、と彼女。

 きっと奮発しているのね、今の季節は、高いから、と私。

彼女は嬉しそうだった。

 良いな、と私もほんわかのお裾分けを頂いた。

城崎は、今、海産物を売る店は活気づいている。でももう一つ、おひな様も。

お菓子屋さんが、おひな様を展示していて、中に入って見せてもらった。

夢二の判画、本物ばかり、がびっしりと貼ってある。柳湯、という判画が何枚か。

川端康成の自筆の手紙や、文人達の自筆も。

奥の床の間には,時代ごとのおひな様で一杯。写真はお断りとの表示で、ここは写せなかった。

4月の始めまで,展示中なので、城崎にこの時期に訪れたら、蟹やアワビ、サザエにステーキ、美味しいもの一杯食べて、海鮮のお土産をどっさり買って、おひな様も拝めて、

外湯は、入浴後のカランコロン、下駄の音も軽やかに、風呂上がりで気持ち良くて、

最高です。

友人は,大切なご主人の為に、サザエや,赤なまこ、カレイなど、買い込んで、送ってもらってました。安いのにもびっくら。

ニューヨークで息子が、なまこを買って来たのとは、格段の大袋、しかも赤なまこ、すごく安かった。大きな岩牡蠣は、一個100円。サザエは10個で900円、

松葉は高いけど、ズワイと、香住のかにが安い。香住のかには,美味しいので、

持ち帰りを勧めた。今夜食べるのに。

 帰りは、特急のつもりだったけど、土産を浮かすのに、鈍行で。

 随分長い,旅。つなぎが悪く、止まる事、止まる事。福知山では1時間待ちなので、ここで、天ざるを食べた。

 福知山と言えども、出石が近い,魚も豊富、そなは美味しいし、てんぷらも衣が少なくて良かった。