パリ、プランタンに預けた、スーツケース

 お腹も一杯になって、アパートに一度帰らないで、また地下鉄に。

マドレーヌまで行き、鞄屋を覗いて、プランタンに行く。

3時半まで、時間があるから、預けていた、スーツケースをもらってから行こ

うかと。

マドレーヌのバッグ専門店にほしいものがバーゲンになって、安くなってい

る。色が若草色だから?安いのか。サムソナイトのBライトというい軽いもの

で、後でプランタンでは、定価通りで売っていた。もっともこの色はなかっ

た。

私が修理に出した同じメーカーのJUMPというものが、59ユーロのバーゲン。

安物か?すぐにファスナーの縫い目が切れてしまったので、去年、プランタン

に修理に持っていった。

実の所、新しいのを買いたい。サムソナイトのカーボナイト。それを買うつも

りだったけれど、

去年、息子がほしいと言っていた、リモワを買って、それと入れ替えて持って

帰った。

かっこよいし、上等なので、私は使わないで、息子にあげたいと思ってしまう

親馬鹿。

今年も、ほしいなあ、って見てる。去年はバーゲンしていたのに、今年、バー

ゲンセールの時期に、サムソナイトは定価のまま。

何故?

人気があるスーツケース。値下げしなくても、バーゲンシーズンに、沢山買い

込んだ観光客が、バッグをほしがるからだ。持っているのでは、足りなくな

る。

そういうわけで、スーツケースの売り場に人が来る。

預かり証を探したら、入ってない。え?と一瞬。確かに書類と一緒に入れてt

がのに。今朝、書類を銀行で出したときに、落としてしまったのだろうか。

それなら、新しいのを買うけれど。

銀行の予約時間が近づいたので、歩いて、ピラミッドまで。

銀行から、帰り、探したら、預かり証があった。

それを持って、今度はバスに乗った。

プランタンのある場所までは45分くらいかかるけど、窓からの景色が見られ

る。それに眠たい時間だから、バスで寝ても良い。

預かり証がなければ、鞄は出てこなかっただろう。

随分待たされたけど、見覚えのある赤い鞄を持って、店員が出て来た。

赤なので、汚れが目立って、そのまま。縫い目を調べたら、治っていた。

3年のギャランティーだから、無料。

去年持っていたら、修理が3週間かかるから、とすぐに修理する所を紹介して

くれた。ほとんどの人はそこに持っていくのだと。

で、一旦は、そうするつもりで出ていったのだが、待てよ、有料では?

新しいものを買うほうが良い。

帰って聞くと、やはりだった。

修理してもらった鞄を持って、プランタンの売り場を覗いて、ちょっと買い物

えおして、鞄に入れて、アパートに。パン屋は閉まっていた。

昼真に買っておいた、サラダと生ハム、それにスーパーに寄って、パンを買

い、夕食。

ワインとビールで、こてん、キュー、の眠りに。