冬のメトロポリタン美術館

 

 

冬場、平日ということもあって、美術館は空いている。

各部屋に、画学生がキャンバスをたて、絵画の模写をしている。

好きな絵画を撰んでなのか、決められた絵画なのか。

フェルメールの絵画の前で、教師らしい男の人と若い女性の画家が、顔を近づ

けて、話をしている。描きかけの絵画は、木炭画だった。

絵画と、模写している絵を見比べて見ると面白い。皆、上手だな、と感心。

カメラを興味で向けている人がいる。私もその一人。

一階の、エジプト館の広い神殿の前で、パーティーの準備をしている人達が忙

しそうに働いている。

結婚式かな、と最初に思ったのは、白いお花のせい。カソリックの教会で結婚

した友人が、抱いていた花だから。

マイクがあって、サウンドの用意。沢山のグラス、お酒の準備。

音楽会かもしれない。

絵画を見ていると、ふと感じることがある。この絵から、あの画家はヒントを

得て描いたのではないか、と二つの絵画に似通った絵を思い出すことがある。

小磯良平の絵画で、少女達の「斉唱」という絵に似た雰囲気を感じた。

友人は、今日から、パリに。二人連れだから、飛行機の中も、時間忘れるだろう。

ブログを見たらアメリカで、ジュリーのソングのことが書いてあった。

水曜日、ここにアパートについて、買っていった柿の葉寿司を食べながら、

私達も見ていた。

日本で見たのが、やっていて、アメリカにいる日本人達は、皆見ているに違いない。

日本のテレビ番組は、一つしかなく、日本人なら、家族で、日一人で、 有料の

日本放送を見ているだろう。

 NHKの「清盛」、朝ドラの「カーネーション」 日本と繋がっている、。

 日本人の感心は、日本人の、海外での活躍も大きい。今年の大リーグを、楽しみにしている。

 テニスの錦織選手にも、ずっと以前から、熱い視線を送って来た。