メトロポリタンで,アレキサンダー、マッキーンの展覧会

 

今日は,メトロポリタン美術館に行こう。

下のスーパーに行き、有機野菜のスプリングミックスを買う為に行き、帰りは

重くなって、階段を上がらなければならなかった。

店頭に、いちごがバーゲンになっていて、おばあさんが、大事そうにかかえ

て、店の中に。つられて私も籠に入れた。アメリカのいちごは、大きくて,甘

みがないので、あまり買わないのだけど。大好きなトーマスの

イングリッシュ、マフィンが特価になっていたので、これを。

下のスーパー

有機野菜のスプリングミックスは、ベビーの柔らかい野菜で、3度洗ったと言

う表示がついている。洗わずに使えるので、美味ししサラダが出来る。

昨日、ホイットニー美術館の帰りに、77ストリートの近くにある、シタデラ

という, ちょっと高級なスーパーに寄って、香りの強いベビーアルグアと、

新鮮で独特の青い匂いがする,枝付きのトマトを買った。それとチコリ。

シタデラ

シタデラで、オリーブオイルを買おうかと見ていたが、重くなるので買わずに

帰って来た。

下のスーパーで、オリーブとヨーグルトにキューリと赤タマネギを買って、結

構重いのに オレンジジュースが特価になっているので、それも買った。

大きな紙袋に入っているので、ぐんと重くなる。

しぼりたての新鮮なオレンジジュース。ニューオリンズのホテルで出ていたの

よりも美味しい。

バターがないのじゃないかな、と思いながら、帰って来たら、やはりなかっ

た。

昼ご飯を食べて、出かけようと扉を開けると,男の人が立っていて、話しかえ

られた。隣の部屋のご主人だった。

私のそばで寝ている

 原発のことを聞かれた。いろいろ話が弾んで。猫のタマが、扉の中から叩い

ている。声が聞こえて、開けてよ、と訴えている。

暑いと言う話しから、浴室がサウナのようなのは共通らしい。

結構長く話してしまって、美術館に時間は少なくなったなあ、と思いながら、

地下鉄に乗った。

向かいに座って,寝込んでいる大柄な黒人の女性がいる。旅行鞄を二つも持っ

ているので、力持ちなんだな、と思っていた。暑いのに、

厚手のセーターを着て、さらに手首にもかけて寝ていた。

編タイツの足の間にパンツが見えている。タイツだけかと。ミニスカートを

はいているようだが、前がスリットで割れている。

突然起き上がって、膝を揃えたのはエレガントなしぐさ。でもなにかおかし

い。顔が男っぽい。

女?は鏡を鞄から取り出して、しげしげと眺めていた。ひげの後が黒くなって

いる。、ハンドクリームを出して,手をこすり、大きな両手で顔をこすり出し

た。今度は粘着性のゼリーのようなものを出して、口の周りやほおに塗った。

次にファンデーションをぺたぺたと口の周りに塗り始め、はけで伸ばしてい

く。黒いのが目立たなくなるものだあな、と感心して見ていたら、降り駅を通

過してしまった。

こんなにしか映らなかった

 次の駅から,引き返し、メトロポリタンから近い86で降りた。

シティーで、いつもお金を出す場所がある。

いざ、カメラを出して、景色を写そうとしたら、画面が白くなって、見えな

い。

今朝、クリーナーで拭いたのがいけなかったのだろうか。

これからカメラが使えないと、困る。あのビデオでは、綺麗に映らない。

がっかりしながら,美術館に入った。

5時か6時に終わると思ってたら、土曜日は10時まで。

それならゆっくり出来る。

アレキサンダー,マッキーンという、服飾デザイナーの展覧会に、ただ今1時

館待ち、とチケット売り場に張り紙が出ている。

メンバーになれば別ラインで、と書いている。

こんなことは初めて、と思えるくらい、並んでいる。

私は待たずに、メンバーカードでフリーパスだった。

これは本当に有り難かった。

人気の理由がわかる。すごいデザイナーだ。知っている人の方が多いのだろ

う。

スコットランドのハイランド、スカイ島に生まれた人で、愛国主義を形に表現

しているのを見ると,胸が熱くなる。

イングランドを北に旅した体験が、よみがえってくる。

 ヨークで,私がイングランドと言った時に、「スコッチ」と訂正された。

スコットランドの特別なコンサートで、国旗を持たされて、肩を寄せ合って、

スコットランド万歳が飛び交った。

蛍の光の大合唱の切ない響き。

 彼の作品は、自然と品格とロマンティックな夢想と、野生への回帰に,イマ

ジネーションを形にしたもので、見る人を魅了する。

 日本への憧憬も作品のイマジネーションになっている。

写真は一切だめ。売り場のものもだめ。

 

 ビデオは、なんとか映るので、これで撮っている。ペンタクスのカメラを取

り出して,見てみると、さっきの霧がかかったような画面が,元に戻っていた。

 撮ってみると普通に取れるようになっている。

 あんな風になって、日本に帰るまで使えないと思っていたので、嬉しい。

 お決まりのだけれど、絵画を写した。

昨日も,今日も,美術館、何時間も見て歩いて、相当疲れているのがわかる。

 8時を過ぎた頃、もう限界だと,引き上げた。地下鉄は座れなかった。

 アパートについて、猫の餌をやり、サラダとワインの食事。

シャガール

スーチン

さて、スマートメディアをコンピューターに入れると、ペンタックスの写真

は、出かけた時には、普通に撮れている。講演の子供達を写していた。美術館

の近くで,開いたら、霧がかかったようになって、映らなかった。

ということは、カメラの内部、機械に問題があるのだ。

映ったり、映らなかったりするのだから、その時によって、機械がおかしくな

る。

またなる可能性は大なのだ。いやだなあ。