日本の救おう、のチケットを買って、オルセーに。

 

日本を救おう、皆、日本に心を寄せているよ。

シャトレ劇場で、5月31日の夜、チャッリティーコンサートが開かれた。

私は,パリ滞在の最後の夜、このコンサートで、締めくくるつもりだった。

チケットを買いに行く。

55ユーロの、二番めに高い席の中で、良さそうなのを探して,前から3番目

の席にした。

息子からもらった、地下鉄切符は4枚、あと2枚しかないので、カルネを買う

つもりだけれど、けちるくせが出て。

オルセーまで歩いた。

今朝から曇り空。寒い。雨が降ってきた。今回のパリで始めての雨。

風が強いから、傘はさせない。

もう何回のオルセーは通っているから、なにも、今回行かなくても良いのだけ

ど、やはり、行きたくなる。

相変わらず、並んで,30分、やっと入ることが出来た。チケットを買うつも

りだったのに、無料だった。

何故かわからない。

5階が改装中で、印象派の作品が一階におりているためか。

クールベ

館内はひどい混雑、マネの展覧会に列が出来ているので、どれでも見れば良い

というつもりで、ゴッホクールベ、それからモネにシスレー、ボナール

ミレー、5階が改装中なので、普段は出ていない、見たことのない絵画があっ

た。

ゴーギャン、盗み撮り

写真を撮りたかった。

オルセーはいつから禁止になったのだろうか。

係の人の監視が厳しくなっている。

マネの展覧会は、幾重にも縄で列があって、後にしたので、割合スムーズに入

れた。

中は混雑していた。

初期から晩年の作品に至るまで、随分沢山展示されている。

画家とボードレールも入った、芸術家達の大きな絵画が最初。

親交の深いボードレーヌの肖像画は沢山描いている。

5時半に閉店ですというアナウンスがあって、時間がないので、

ざっと回り、それから追い出されるまで、もう一度戻って、見たいもの

だけを、じっくり見ることがで来た。

中に、まだ沢山人がいたので、館員は、5時50分くらいまで,何も言わなか

った。

美術学校の建築科が、ディプロマの作品展を無料でやっていた。

その後、売りに出されるという作品。

時間つぶしに、覗いた。

8時半の開演まで、このまま居ようと思う。

セーヌ河畔の,ブキニストを見たり、ポン、ヌフで休んだり。

シャトレのあたりの店屋を覗いたり。

お腹が空いて、帰るまで持たないので、チョコレートと水を買った。