プティ、パレ

 

シャンゼリゼー、クレマンソーにある、プティ、パレに。

隣にある、グラン、パレは、商業的な展覧会が良く、催されている。大きな展

覧会もあり、入場料が高いが、プティパレは、特別展に入らなければ、無料。

随分沢山展示していて、中に,ブリューゲルの絵画まである。調度と陶器、絵

画など。

絵画の中に、セザンヌらしからぬ絵が4枚。季節を描いた装飾画。

シスレーが、サロンに出品した,大きい絵画は、比較的小さな絵ばかりのシス

レーの作品として珍しい。

セザンヌとボナールが描いた、画商の自画像を比べると、セザンヌは背景にな

にも描かず、ボナールは、背景にいろんなものを事細かく描いている。対照的

な描き方から、二人の絵画の特徴が推測される。

館が、広いので、展示品も結構多く、無料でこんなはずではなかった。

特別展をしていて、charlotte rerriard という、写真家

でもあり、装飾建築家でもある女性の作品展。

特別展には、入らないのだけど、常設各所に,彼女の作品が展示されていて、

なにもチケット買わなくても、充分見ることがで来た。

日本からも凄く影響を受けて、座敷テーブル、引き戸、布団、障子、卓袱台、

水屋、などから,巧みに取り入れて、合理的でシンプルで、心地良い作品を

生み出している。

写真は、庭だけ許されていて、中の展示は写せない。

最近は、すぐに疲れるので、根気がない。

見終わって、彼女の作品が置いてある,休憩所の椅子に座って、カタログを

見ていると、なんだか、疲れが取れていく。

橋からエッフェル塔が見える。橋の向こうに、アンバリッドの駅

ユゴーの家にも行こうかと思ったけど、お腹がぺこぺこなのと、従姉妹と食

事、今夜か、明日かはっきりしないから、家に寄って聞いておこうと,よった

ら,留守だった。

私の記憶では、明日の昼に、ということになったはずだ。

ルーブルが金曜日の夜は開いている。6ユーロで見られるので、疲れを押して

行っておこう。

甘いもの、前から美味しそうで、の、アーモンドのパンを買った。

美味しいパン屋さんで、土日は休みなので、クロワッサンとバケットも。

アーモンドのパン、甘い,甘すぎるくらい甘い。でも美味しいので、半分

食べたら、お腹が一杯。