京都は、旨くて安い店が増えた。

 

最近の日曜日は、京都に出かけている。賀茂川縁の桜は、まだ五分咲きだけど、風の柔らな場所にある、桜は、満開のも見られる。

 大阪に出ることが多かったけれど、京都は良い。

食べ物屋さん、昔は、京都に旨い物なし、なんて言われたけど、今は、安くて美味しい店が増えた。観光用でも、デフレのせいか、1000円以下のランチが目立つ。 以前に、京都文化博物館の帰りに、ふらっと入った、飲み屋さんを、目当てに行ってみたら、やはり、開店時間が、4時からで、閉まっていた。

 京極通りから、横にそれて、入って行った所にある。

 お造りの盛り合わせが980円で、びっくり価格というので、入ってみたら、家族でやっている小さな店で、造りもさりながら、他の食べものも、美味しいかった。 日本酒は、菊まさが、300円という安さ、酒飲みには嬉しかろう。

 そこは閉まっていて、その通りに、見過ごすような、暖簾が奥にかかっている店があり、営業中のと書いている。

 入ってみると、中は広く、入ったところは、酒屋の立ち飲みコーナーの感じで、その奥に、テーブル席が広がっていた。

 昼間から、一杯の人だ。デカデカと張り紙には、所狭しとメニューがならび、びっくり。安いのであります。

 造りは何が良いですか、と聞くと、ホタルイカが入荷とのこと。

 カンパチの造りとホタルイカをまずは頼んでみました。

 これは良い。新鮮で美味しい。キュウリも大根も、京野菜。さすが、京都の台所を引き受けている、錦市場が近いのですから、そこからのもので、素材がとても良いのがわります。

 良い所をみつけた。皆さん、良く知ってますね。野菜のてんぷら、生麩と豆腐の揚げ出しなんて、京都ならではの食材です。

 散散、食べて、京都は伏見の黄桜を飲んで、5千円でおつりが来ました。

近くの、家族でやっている店のほうよりも、20円お酒は高いけれど、どちらも、

とても良い店です。

 錦市場の中は、観光用に、結構高い店がなりたつけれど、商店街の外れで、薄利多売で、京都人といして拘った店がなるのです。

家族で、夫婦で、様々な客は、常連さんばかり。ふと、アメリカの中華街に、日曜日の飲茶を食べに来ている風景を思い起こしました。