ニューヨークに着くと

 

ニューヨークに着くと、それほど寒く感じないが、雪の山が出来ている。昨日

は、大雪で,学校はなく、飛行場も封鎖されていたという。

昨日でなくて、ラッキーだった。

二つのバッグに入れた、食料品やおみやげを出すと、山のよう。買い込みすぎ

た。きっと食べきれなくて、賞味期限が切れてしまうだろう。

持って来ると、冷凍してしまうので、国産のうなぎは、冷凍しないように,早

く食べてね、と頼んだ。

最近、国産うなぎはすくなくなって、値段が高い。ニューヨークには、やすい

うなぎがいつでも買えるから、持ってくる必要はないのだけれど、喜ぶかなと

買ってしまった。

息子が,小さいね、と言う。

沢山持ってきても、あまり嬉しそうでもない。これは良いけど、これは、とか

言われると、がっくり。

親ばかだな、と。親が思うほど,子供は親のことを思わないのが当たり前のこ

となのだから、いつも同じような思いをしながら、またやってしまった。

日本食は、何でも売っているけれど、高いな、と思うので、ついあれもこれも

調味料や、ドレッシング,梅干しなど,海苔に味噌汁、煮付け、や総菜、あれ

もこれも。

今夜は、ガールフレンドの娘さんはいない。金曜日から日曜日までは、お父さ

んと暮らしている。

ベビーシッターをしている少女は、今月までの契約らしい。今夜からお泊まり

で預かる予定だったとか。娘さんも、お父さんの所に行かずに、一緒に過ごす

はずだったと、ガールフレンドが。

持ってきた柿の葉寿司を食べると、明日はテニスがあるから、と二人は早々と

寝てしまった。

そばに猫のタマがいる。元気がない。また目がおかしい。明日の朝、一番に医

者に連れて行き、そのあと、二人はテニスに。

私は時差ぼけで、眠れそうもない。いつも同じパターン。