小沢さんにかける一筋の希望

 

   

 管総理が議員に立候補すると聞いて、市川房枝さんは、議員にしてはいけない人間だ、と反対した、という。

 市川房枝さんを持ち出し、自らも、市民運動の先頭に立ってきたかのように言ってるけけれど、自己保身が強い、有利な方に要領の良い人間であること、総理になるのが夢であったことは、政治家を志した昔も今も、変わりないだろう。

 薬害エイズで、力量を発揮したかのように、思われ、自分の宣伝にも使っているが、実際に汗をかき、問題に取り組んで、結果をもたらしたのは、管さんではなかったと、コメントしてる。

菅さんに、「何をやっているのよ。なんとかしなさいよ。」と奥さんが尻を叩いたと、奥さん自身がテレビで発言していた。

あなたが総理になって、何が出来るのですか、と夫をこけ下ろす妻をも、へらへら笑ってみせて、人の良さをアピールして、利用している菅さん。

悪管、ずる管、と言われてきたのも、嘘ではなく、菅さんの人間性を表していたようだ。

 ずる賢い管総理が、果たしてどこまで、権力を保持し続けることが出来るのか、非常に危うくなってきている。

 紺の背広に紺と白のストライブのネクタイを使って、クリーンなイメージを強調したい管総理だが、

メッキははげることを免れない。

 一方、不器用で、口数も少なく、誠実であることに、頑固なまでにこだわってきた小沢さんは、これほどまでに悪の権化のごとく叩かれて、叩かれて、鋼に焼きが入り、折れようもないくらいに、強くなっている。

「自らの人生、政治家として、天に恥じることは一切ない。」と言い切る小沢さんは、堂々として、年と共に、信頼を寄せる人達が増えている。

 人間の顔は、その人の生き方が作っていく。壊した屋、権力を行使するワンマン、田中、金丸の金権政治を踏襲していると、腹黒い政治家のように言われてきたが、今、小沢さんからみなぎるものは、誠実な政治家としての顔であり、国民の為に、一命をかけて踏み留まっている、政治家としての力強さではないだろうか。

小沢さんは自ら、総理になりたくない、裏方が似合っていると思っている。

小沢さんが、この国のリーダーとして、国を動かせば、どういう政治が行えるのだろうか。これから、被告として、法廷の場に立つことになる身、故に、自らが、先頭に立つとは出来ないけれど、小沢さんが、この人ならば、と太鼓判を押せる人物を、総理にして、小沢さんの政治を、実行することは可能だろう。

小沢さんが撰ぶ、筋金入りの政治家達が、将棋の駒となって、ダイナミックに、改革的な政治を実行出来たら、と今は、わずか望みに希望を託す。