フリック、コレクション

 

日曜日の朝から、息子達は、ボストンの友人宅に、車で出かけて行った。

土曜日、休んでステーキを食べたので、少し元気になった。地下鉄で、フリック、コレクションを見に行った。11時から1時までは、好きな料金で入場出来る。

地下鉄は、なかなか動かず、動き出しても、途中で、のろのろ運転になり、すぐに停車する。

いつもは、25分で行けるのに、1時間半もかかった。オバマ大統領が打ち出した、公共事業の拡大で、地下鉄も工事中。休日と、平日も夜の間、工事が続いている。

地下鉄の中はクーラーが効いているので、寒いくらい。上着を持って行く方が良い。

 フリックコレクションのチケット売り場に並んでいると、この美術館の質の高さ、建物の気品の良さか、自由に決められる料金でも、それなりに払っている。他の場所では、殆ど、1ドルの人ばかりなのだけど、私の前の人は、二人で20ドル払っていた。

フリック、コレクションは、全館撮影禁止。作品は、どれも素晴らしい。イヤーガイドを貸してもらえる。

 個人のコレクションなのに、優れた作品ばかり。フェルメールの絵画が、3点もある。

エル、グレコの絵画をアメリカで最初に購入したのも、フリックだとか氏。

レンブラントの自画像の中で、最高傑作と歌われる絵画が展示されている。

ターナールノワールホルベインが描いた、トーマス、モアと、トーマス、アダムスの肖像画、調度品や、銀細工もの、すべて、どれも見事で、貴重なものばかり。

 中庭を挟んで、実際に5年間住んでいた館が、そのまま美術館として使われている。