ユースホステルの近くに、リージェント公演がある。巨大な国立公園で、ハイドパークの北東に当たる。
日曜日、気温はぐんぐん上がり、人々は公園に集まる。ピクニックの用意をして、乳母車を押して、カップルで、サッカーの練習に試合を、裸で日光浴をと様々。
カフェでは、アイスクリームを買うために、長い列が。
女王のイングリッシュガーデンは、花が一杯で、宮殿風に美しくデザインされている。
今は、盛りの桜花。
八重の桜は、とくに素晴らしい。
ユースホステルの近くは、高級街、静かで、サン、パングラスのあたりとは景色が一変。公園は、市民の大切な憩いの場だ。
一番北に、動物園がある。そのあたりまで歩いて、戻ってくると、かなり歩いている。 ホテルで、コネクションを忘れたので、歩いてまた30分、取りに行った頃は、もう足が。
ホテルに行くと、すでにもう別の客が入っていた。女主人と上がって行き、彼女がノックすると、入れ墨だらけの、丸坊主、大男が裸で顔を出した。
「これかな、」という風に女主人に。
あんな狭い場所で、身動きとれないのではないだろうか。
初めて、バスに乗った。ラッセルズスクウェアーまでだけど、もう歩きたくなかった。そこで降りて、昨日伺った、娘さん達一行が泊まっている、ホテルを探した。
話しながらだったので、このあたりと思うところが違っていて、わからない。
昨日のお礼と、その後どうされているのか、知りたくて。
電話番号は聞いているのだけど、かけかたがわからない。電話ボックスの中は、広告がひどい。
あきらめて、大英博物館に入った。5時なので、まだ1時間ある。
5階の日本展示室に。
漫画本が。日本のおばけに関するものが多い。英国人は、幽霊だとか、おばけがすきだというが、さすがに。
友人が好きそうな、国吉の怖い絵があった。
日本の昔と今、というのも、偏見だらけの見方。
歌舞伎の女型として、玉三郎の写真と、歌舞伎の一場面。ハンサム孝夫にエスコートされる、玉三郎のと。
30分もたつと、もう閉館の案内ですぐに外に誘導された。
今日は、コベントガーデンではなく、ピカデリーのあたりに行こう
大英から道は、非常にわかりやすい。一本道。
タイレストランがあって、劇を見る前の食事は、3コースで14ポンドと書いている。半額チケット売り場も。
ピカデリー劇場で、「レ、ミゼラブル」みたいなあ。
ピカデリーの周辺は、ミュージカルの劇場が一杯。ニューヨークのタイムススクウェアのようなもの。
中華街があって、食べたくなった。
その中で,ザカットに毎年、ミシュランや、でかでかラベルを貼っている、店を選んだ。一限さんだから、現金だ、という。おなじみではないので。
少ししか現金は持っていないが、食べるものもわずかだから、オーケーで入った。
一人なので、一番奥の、ナフキンを置いているそばに案内された。
チキンクンパオとご飯にするか、焼きそばにするかで、迷った。どちらも食べたい。結局、海鮮3品の焼きそばに。ワインを一杯。
焼きそばは、長崎ちゃんぽんのようで、美味しかった。お昼も食べていないので、量はあったが、夢中ですべてたいらげた。
中華で一人は、一品しか食べられない。焼き目も種類があって、美味しそう。
他のテーブルの人が、同様に頼んでいる、豚の甘酢も美味しそう。
腹ごしらえが出来たら、元気になった。
このまま、ユースホステルまでは、高級ブティックの立ち並ぶ、通りをぶらぬらしながら帰ることが出来る。オックスフォードサーカスまで、シャンゼリゼの店のよう。
ユースに着いて、水がないので、グレートポートランド駅のそばにあるスーパーに、その近くのパブで、ギネスを飲んだ。この店は、前のみせよりもずっと美味しかった。ギネスといっても、店で全く違うのだ。
ユースでも、お酒をおいているが、ボトルばかり。
インターネットしながら、またワインを。
小さいのと、大きいのと、と問われると、大きいのを、と言ってしまう。
飲めないかなと思ったのに、飲んでしまった。
ロンドンに来て、初めて、沢山飲んだ。部屋でシャワーをして、すぐに寝てしまった。