グループホームの火災

 

 

 グループホームで火災が起こった。沢山の老人がその犠牲になった。

原因は、石油ストーブだった。

 以前にも、石油ストーブの発火から、老人施設で、7人の入居老人が亡くなっった。

 新聞の切り抜きを、妹が持参して、読ませてもらった。

    防火体制のすさんさと、夜勤が一人で、どうにもならなかった。

 非常口がふさがれていて、夜勤は一人、車椅子の入居者を誘導することが出来なかった、と

 夜勤にあたっていた、介護士は、原因について語っている。

  

  

 作用の病院で、若い看護師が、6人もの、物言わぬ老人の肋骨を上から押さえつけて、骨折させていた。

 インターネットで、トイレで、認知症の老人に虐待を加えている様子を、流す人もいる。

  閉ざされた世界の中で、身動きの出来ない、言葉を発せない、未来のない、老人達が、昨日も、今日も

どこかの施設で、家庭で、虐待されている。

 

 今回の火事で、志望した老人の家族が、テレビのインタビューに、淡々と答える様子に、悲しみは見えなかった。

 

 「命」が軽んじられてる傾向のある社会、自殺者が急増する、日本で、今最も軽んじられているのは、介護を必要とする、高齢者達ではないだろうか。

 

 夜間、9人に一人、というのはあまりにも酷く、貧しい介護体制。 

 最低、9人に2人は不可欠、介護保険の改正が望まれる。

 

 民間の小規模グループホームに対する、安全対策基準を厳しく強化して、外部の第三者評価を、年に2回、義務化をして、老人を預かる施設が、介護全般に、改善すべき所の、指導も強化すべきだ。