週刊文春の記事から見える

医院で、週刊文春を手に取ると、「私を裏切った由紀夫君と幸へ」という実名で、幸さんの前夫の手記が載っていた。

宝塚退団後、結婚してサンフランシスコで、ウエイトレスをしていたと、幸さんは、テレビで言っていたが、ご主人が

経営しているレストランで、他のウェイトレスと衝突がすごくて、ご主人が、仕事をやめさせたと書いている。これを読むと、

息子がレストランのマネージャーをしていたので、ウェイトレス間のもめ事が多い事は聞いていた。チップを巡っての金銭トラブルが多い。

幸さんの口癖は「お金のある人でないとだなの。」「有名人に弱い」などと、元御主人、サイドの関係者達が書いていて、ご主人の留守中に、

鳩山由紀夫が、家にやってきていたこと、鳩山由紀夫を世話していた人達が、彼は、金持ちの坊ちゃんだから、お金を払うことは一度もなかったなどと書いている

 二人が結婚することになって、鳩山由紀夫のお母さんが、元御主人に謝りに来たが、当の二人からは何もなかった。由紀夫がアメリカでお世話になった、元御主人のお兄さんが亡くなった時に、花を贈ったのは、弟の邦夫からで、由紀夫からは何もなかった、などと書いている。

 私の推測するところ、幸さんが、ターゲットとして申し分ない「勉強が恋人、女性と言えば、母親、お金持ちのエリートで、家柄の良い由紀夫さん」に、レストラン経営のご主人から鞍替えしたのだと思う。ハンサムで優しい、年下の鳩山由紀夫は、彼女にマインドコントロールされたのだ。

弟の邦夫さんが、言う。[兄は小さい時から、要領が良かった。怒られるのは、自分の方だった。][兄は、ハトでも腹黒い鳩だ]鳩山由紀夫の顔つきは、随分変わっている。最近は、鳩山邦夫に目つきの鋭さが良く似てきた。 由紀夫は、どんな色にも染まる、カメレオンのような性格で、柳のように、曲がりながらも折れないで、したたかに有利な立場を選択出来る性格だ。服装から、パフォーマンスにいたるまで、幸夫人にお任せで、仲の良い夫婦関係を披露しているが、幸夫人の創造物として、振る舞いながら、政治の世界では、出会う政治家にマインドコントロールされながら、カメレオンのように、それぞれの場で、その知恵と力を吸収しながら、今に至って、「総理」の椅子を手にした。ライオンの懐に入って、ライオンの衣を着るようになった。

 総理の椅子に座るのは、この春まで、小沢一郎のはずだった。

西松問題で、検察の行すぎを、避難して小沢さんを擁護する,発言をしたことについて、今でも検察を告発するのか、と総理になって質問されると、

「一度だけ、そういう発言をしたけれど、その後、反省して一度も発言していない。そのことで、察してほしい。」

 幹事長から、代表への立候補へ、鳩山由紀夫の頭の中に描かれていた、数学だった。

今の民主党マニフェストは、小沢さんのリーダーシップで、小沢さんの政治のヴィジョンだ。

 幸夫人が、鳩山由紀夫のスタイルを作り、強かさを強化し、小沢さんが、政治家としての、覚悟と責任と忍耐を鳩山由紀夫に植え付けたのだと私は思うが、それを知って、利用したと鳩山由紀夫

自負しているかもしれない。駒を動かしているのは、この私だと。駒を動かしているのは、小沢さんだ。小沢政治を遂行している限り、小沢さんからクレームが出ることはないだろうが。

この政権交代は、官僚支配の政治から、国民主在への、革命的なものだ。

経営者中心から、労働者中心への移行だ。

民主党マニフェスト通りに、国民への約束を実行に移すことができ、なおかつ財源を確保できるだけの経済バランスが取れるのなら、蟹工船で働く労働者はなくなる。