私流の健康法

 司のたたき

昨日の朝起きると、腰が異様に痛い。筋違ったのかな。無理しないように、そろり、そろりと動く。先日から、かかとが痺れて歩き始めると慣れ

るまでしばらくかかるので、腰もそのうちに治るかも、と軽い気持ちでいた。日曜日の廃品回収日にあたっているので、重い紙袋を外に出したら、腰に余計な負担がかかって、ぎっくり腰の様相。痛いものなんだなあ、迫って来る傷み。今までにも、腰に来たことはある。歩けないことまではなかったけれど、このままでは寝たきりになりそうだ。まず、母のことが心配になる。行ってあげられなくなったらどうしよう。次に、旅行が出来なくなったらと想像するとぞっとする。こんな状態では、痛くて飛行機に乗れない。などなど。こんな状態でずっと痛むのなら、死ぬことものぞましくなるような気がするとまで考えてしまう。 昼食時に約束があった。キャンセルしようかと思ったが、腰は無理しても歩いた方が良いかもしれない。湿布を貼り、四つばいで、歩いてみたり、壁に手を押さえて、腰の強化をしてみたり。そのうちに、貼り薬が利いて傷みが和らいだので、傷み止めの飲みぐすりを持参して、腰をかばいながら歩いて出かけた。膝をクッションにして、腰に負担がかからないように歩いているうちに、少し楽になってきた。

季節野菜の炊き合わせ

 

お昼から、お酒を飲み、新鮮なお魚と、お料理をいただく。酔っ払って、大きな声で奇縁をあげるようになると、傷みはどこかに消えている。

誘って、文句まで聞かされた友人に、申し訳ないと後で反省しても遅かりし内蔵助。

サバ寿司

昼食を終えて、別れたのは1時半、まだコナミに行くのは早いので、近くの映画館に。以前から見たいと思っていた「湖のほとりで」が丁度2時から始まるところだった。前の方の席しか空いていない。通常なら、やめるのに、酔っていたので入場する。前から3番目だから、それほど見にくいことはない。座ってみると、腰に痛みが出てきた。手を後ろにやって、腰を支えていると、映画が始まったころ、寝てしまっていた。少し始まった頃起きて、腰が痛いので、出て行こうかと思案しながら、腰をかばっていると、隣の方の席からも寝息が聞こえる。そのうちにまた私も寝てしまっている。半分は寝ていただろう。上映時間が短い映画だったので、40分くらい最後の部分を見ただろうか。

 コナミに行くのにちょうどよい時間になった。水中の歩行は30分にして、腰をかばうとうにして歩いた。ジャグジーのマッサージを入念に。いつもは時間がないので、10分で出るのに、腰が治らないものかと30分、腰にジャグジーをあてたり、足をマッサージしたり。

コナミにある、温泉の露天風呂で、腰湯を20分。冷水と温水を交互にしながら。

 自己流ではあるが、こういう方法で、その場、その場をしのいできた。昨夜はまだ、痛かった腰が、今朝起きると、治っている。完全に治るということはないけれど、温泉療法と軽い運動で、日常生活が出来ているので、コナミ様さま。それ以上に、友人のお陰。家でふせっていても、治らなかっただろう。