炎症が14から6まで落ちた

 吉田画伯の素敵な絵画をインターネットから

昨日の朝、病院に行くと、母は身体が痛くて起き上がれなくて、ベッドの中で、朝食を食べてもらった。熱が7度7分あり、熱の為に関節が痛かったのだろう。トイレに立つまでは大変で、ベッドに腰かけた状態から、傍に置いてあるかにトイレに移動するために、一度立ち上がらないといけない。その行動に出るまでに時間がかかる。水分の補給を、何度にもわけて与える。

 昼食も良く食べたし、夕食は完食した。熱はあるけれど、夕方になると、体の痛みも消えているようだった。

今朝行くと、母は食事を始めていた。味噌汁をのみほした所だった。持って行った卵を2個食べて、ミルクを飲み、食べられないといいながら。

御粥を6分くらい食べた。南部梅を添えると、口あたりが良いので、食が進むようだ。今朝は痛いと言わない。昨夜、3つのコップにお茶をわけていれておいたのを、全て飲み干していた。

 朝久しぶりの血液採取があり、整形外科の診察日。外来に呼び出しがかかった。看護婦さんが車椅子を持ってきて、「忙しいのでお願します。」と言って出ていった。ベッドから車椅子に乗るまで、母は背中が痛い、膝が痛いと言いながらも、私が手伝おうとすると拒む。車椅子に移動するのに、立ち上がるまで、力を入れるのが大変なようだ。筋力が弱っている。

 診察に行くと、血液検査の結果が出ていて、炎症反応が、14から、一挙に6まで下がっていた。このままステロイドをしばらく続け、リハビリも入れましょうと言われた。

リウマチかどうかの判断は難しいと言われるので、私が「CCP検査をすれば、わかるのでしょう。」と言うと、「それをやってないので、来週の採決の時にやりましょう。」と言われる。私はさらに「あれは結果がわかるまで2週間くらいかかるのでしょう。」と言う。医者も、CCP検査をすれば、リウマチかどうか、確定的な判断がつくことは認めた。

「外に検査を依頼するので、それぐらいかかります。と言うので、早くしてもらわないとと思い、「今日にでも」と一旦は依頼したが、どちらにしても、今はリウマチとしての治療をしているのだし、例え、母が良くなって、退院しても、そのあとで結果が出てもかまわないということで、来週の採血の時に出してもらうことになった。

 それにしても、リウマチかどうか、それほど慎重に判断できないのなら、CCP検査を最初からやれば良いのに、と思う。

どこの医者でも、それをやろうとはしなかった。勿論、私も、インターネットで、自由が丘整形外科を見つけ、そこでその検査が重大な決定証拠になると知るまで、知らなかった。リウマチの薬の副作用を避けるために、葉酸が効果的だということで、その医院では、来院する前に、葉酸を飲んでもらうように患者さんに依頼しているというので、母にも、ファンケルのビタミンB群を飲ませ始めている。

今かかっている整形の医者は、まだ若い人なので、それで随分助かっている。仮に老練な医者だと思いこんでいる人だったら、その必要はないでしょうと、頭ごなしに断られ、リウマチではないと断定するだけで終わったかもしれない。

今は新薬が出て、リウマチの治療法も進歩している。母の場合は、このまま、ステロイドで様子を見ながら減らして行き(今は10ミリ使っている)生活の支障がなくなれば、薬をやめていくようにと、医者は考えているようだ。とりあえず、今は、ロキソニンを使わなくなっている。

抗生物質をがんがん入れて、炎症が下がらない時に、ロキソニンがなくては、痛さと熱を抑えられなかった。当の内科医にエレベーターで出会った際「調子が良さそうですから、このままの治療方針で良いのではないでしょうか。まあ、肺炎はあるのはあるのですが、」と言われた。

 今朝の採決の結果は、まだその時にご存じなかったから、やっと6まで下がったので、良かった、やれやれと思っておられるだろう。

 血液検査のコピーをもらった。以前のに比べると、赤血球が少し、増加し、全体に以前は悪かった所が、正常にわずかではあるが近くなっている。

 母は、良くなっている。