リウマチの治療が始まる

 

整形外科から呼ばれた。

「熱は肺炎によるものではなく、炎症反応も高い。血液検査の結果、リウマチが陽性になっているので、ステロイド系の薬を使ってみます。今後は、内科の先生と相談しながら、やっていきます。」と言われた。

膠原病では?」と私は思っている。母が水分を取っているのに、口がよく乾く。赤血球の減少、貧血は、リウマチの抗体をつくるので、そうなっていくらしいが、膠原病でもそう。

 母のリウマチ症状は、以前からあった。手足が冷たいかと思うと、熱を持って、体温が熱くなる。寒気がする、体がどうも調子良くないから、温泉には浸からないという時に、押して入ると、こちらは心配するのに、気持ちが良いと長風呂になる。心臓の強さ。

 リウマチ患者を扱っているという看護婦長さんの話では、リウマチ患者は、甘いものを良く食べる。それで食欲がないせいもあるが、食欲がないのだそう。

私の友人にも、リウマチの人が数人いる。彼女達に共通するのは、「とても優しくて、気を遣いすぎるくらいに、気を遣う」ということ。

そういう人達は、結婚して、年月を経てのちに、発病している。看護婦さんにその話をすると、確かにそうだ、と同意された。

 母が、寝床から、立ち上がれずに、触るのを拒否して痛がっていた時に、リウマチではないか、膠原病では?と疑って、何度も医者にそのことを問いかけていたのに、取り合ってもらえなかった。リウマチを専門としている医院を信用してはいけない。リウマチ患者は、医者を転々として、長い経過を辿って、やっとリウマチであることを認められるケースも多い。

疑えば、最初から、名医のいる病院に、遠くても,訪ねて、緻密に検査をして、正確な判断の出来る医者に診てもらうことをお勧めします。幸い、今は、情報が豊富で、インターネットを通じて、情報を得る事が出来るのは、本当にありがたいことです。

母の場合も、これからで、まだ入り口にいるだけ。まだ他の可能性もあるし、治療方法も様々。痛みなく、日常の生活が出来るようになれば、いいのだけど、病名がなんであれ。