リラックスタイム

 

 

夜、コナミから車で帰る道、ラジオから、シャンソンが流れてきた。その中で、美川健一が歌う「サントロぺの思いで」という曲にしびれた。

テレビで見る、美川健一は、化粧が厚く、ぎらぎらしていているので、歌う歌までも粘り気があって,濃い感じがするのは、視覚と連想するからだろうか。ラジオから流れるシャンソンは違っていた。淡谷のりこから、あなたはシャンソンを歌えば良い、と言われたとか。言葉の切れが良くて、余韻があり、寂しげで、それでいてきっぱりしたところがあって、とても素晴らしかった。思わず、拍手してしまった。他の二人の女性歌手も、旨かったけれど、身震いすることはなかったが、美川健一の歌は違った。「今年の夏、サントロぺにはまいりません。」という繰り返しでは始まる。サントロぺに行ったことはないけれど、想像の中で、風景が広がる。田舎家の、愛する人と過ごした美しい家

 

 家時までのほんのわずかな時間に、嬉しい感動とリラックスタイム。