ホッパーとオキーフ

   この前のブログで、私の好きな、エドワード、ホッパーは、人がいても人のいない空間を描き、現代社会の中で、他者とのつながりのない、孤立した存在と、その存在事態が、存在していない不安性を表現している。ホッパーの絵画は、男性的な作品で、女性が描く、死を包括した、性的な力強い作品とは、性的に対置している。ホッパーの絵画は数が少なく、ホイットニー美術館では力を入れて所有作品が多い方だが、撮影禁止になっている。メトロポリタンには、3枚の作品が展示されている。3枚は多い方だ。その裏側の部屋に行くと、ジョーオキーフの作品が8,9点ある。オキーフの作品は、花を描くもの、化石を描いたものが殆ど。その生命力の強さ、性の表現でも、女性的な作品だと思う。