中華街からイタリア街

  

この店はこれだけ沢山の賞が

 昼食は、中華街でラーメンでも食べようか。カナルストリートで降りるつもりが、特急に乗ってしまって、14ストリートまで行ってしまい、引き返す。

 中華街に来ると、いつも迷ってしまう。目的の店ではなく、うろ覚えに歩いていくと、この前、美味しいという評判の中華レストランの前の通りに出てきた。利用者のコメントで、ランチが安くて最高の店だと書いていたので、ここに入ることにした。

 ランチメニューは、どれも一律の5,9ドル。えびちりを注文して待っていると、テイクアウトの人達が多いのに気づいた。デリバリーもしている。

 でてきたエビのチリソースは、ニンニクが効いている。沢山あるので、持ち帰ることにして、もう一品ランチを頼んだ。夕方、アパートの近くのレストランに行く予定だったが、この店に来たのだから、持ち帰って食べてもらうことにした。

 荷物が出来てしまったので、アパートに帰らなければならなくなった。中華街を歩いていると、ライチが季節なのか、沢山売っているライチは、中華料理店で、デザートに良く出るが、たいてい凍った状態で出てくる。こんなに新鮮なのは見たことがなかった。

屋台や店にライチ

 少しだけと言って買ったら、7ドルだった。枝に実がまだしっかりとついた状態で、2枝あった。

 帰るのなら、少し歩いてとイタリア街の方に足が向く。イタリア街のレストランでも、まだランチの真っ最中、ランチは3時まで。ランチメニューは、そこも安い。夜とは多ちがい。だから、人も多い。食事が終わっても、なかなか腰を上げない客ばかり。

 

 イタリア通りを抜けると、スプリングストリートに、そのあたりに来ると、この前、連れてきてもらった、キッチンとホームの店が見えた。中華のテイクアウトの派手な赤色のナイロン袋を下げて、お洒落な店に入るのは、気が引ける。やめようかと思ったけど、厚かましく入ってしまった。ぐるっと回って、出てくるだけ。その近くの地下鉄に乗ってアパートに帰って来た。「トレーダーズ、ジョー 」という有機食品のマーケットまで行くのが、今日の予定だったのに、もうそういう時間はない。息子は昼食を食べないので、お腹を空かして帰ってくる。近くに、有機の肉はないかと探しに行く。カレーを作るのに、アメリカ製の肉は使いたくない。おおざっぱな国だから、狂牛病になっても、「戦地で」死んでいる兵士の数から見ればしれている」と威張ってコメントされそうだ。

 近くのスーパーでは、自然に育てた肉はあるけれど、値段が高い。今日の煮込みはやめて、ワインを買って帰る。途中にあるベーグルの店で、朝食のベーグルを買う。

 

 イタリア街

ベーグルを沢山買って、日本に土産にする人が多いとか。確かに、この店のベーグルは特別の美味しさだ。しっとりして、甘みがあり、重さも充分。喜ばれるだろう。一個25セント、6個で買うと6ドル。

 息子は、エビのチリソースが一番美味しかったようだ。テイクアウトした方は、シーフードといろんな野菜の八宝菜のようなもので、私はこのほうがニンニクの味がなくて好きだった。家で材料を買って来たら、とてもこんな値段では出来ない。テイクアウトしていく人達は、夕食用に買って行くのかもしれない。何種類か買うと、豪華な夕食になる。

 テイクアウトは5,5ドル、白ご飯とスープがついている。美味しい店は、ご飯も良いものを使っている。

夜行く予定だった近くの店

 買うつもりだったシビックが、レンタカーに使われていた車だとわかって、息子は買う気が失せてしまった。レンタカーに使った車は、いろんなグレードの運転で、車の調子が悪くなるからだという。私は、外側ボコボコの、車を買う方が良いと思っていた。外に駐車していても気にならない。中身がよければ走るのに問題ない。値段が安くなる。そんな車でも、6千ドルくらいするらしいけれど。