kenji Yoshida

   http://www.octobergallery.co.uk/artists/yoshida/index.shtml 何度か、このブログでもお話している、吉田賢治さんが、意欲的に描かれた作品を何枚か、お預かりしている。これらの作品を、どのように紹介すればいいのだろうか、頭を悩ましている     吉田さんは、海軍特攻隊の予備軍として戦争が長引けば、命を落としていた方、絵画にこめられたメッセージは「生命」命の大切さを訴えて来られました。 海外での評価は高く、大英博物館では現存する画家では、初めての大々的な展覧会が開催され、その後は、メキシコの近大美術館などを経て、最近では、カンタベリー大聖堂で、「祈り」の場で、作品の展覧会もされています。  大英博物館カンタベリー聖堂、デンマーク王室を始め、世界中にコレクションされています。   パリのアトリエには、ひっきりなしに人が訪れ、吉田さんのお世話になっています。いつでも誰でも変わらない優しさで迎えて下さるのですが、落ちついてリラックス出来る雰囲気がいつも漂っているのは不思議なくらいです。絵画を描くという意外には、生活はシンプルで、食べ物も豊ではないのですが、お酒は絶やさず置いておられ、あるものの全てを与え、分け合うことで、豊かな暖かい心で包まれています。    私がおじゃました時には、森で拾ってきた銀杏を焼いたのをビールのあてにいただきました。京都から届いた味噌をチコリにつけて食べるのが好評なのだと言って、いただいたり。  展覧会に出す作品は、どれも大きなものばかりで、吉田さんの絵画を扱っている方が全てのオーガナイズをされているのですが、私が持ち帰った作品は、小さいので、どこにでも持ち運ぶことが出来ます。出来るだけ沢山の人に見てほしいと言われているので、さてどうしたものか、と思案しています。  我が家のコレクションです。