市立近代美術館。マチスとデュフィー

  市の近代美術館に行った。無料と書いている。アルマ橋という駅で降り、橋を渡って、シャンゼリゼと反対方向に歩いた。途中のレストランの店の前に、沢山の推奨のラベルが張ってある。ミシュランもお勧めになっていいるので、入ってカードだけもらった。

 市立近代美術館は特別展を開催中で、入場料が7,5ユーロと書いている。只なのでは?と聞くとパーマネントは無料です、ここから地下に行ってください、と言われた。無料とはいえ、パリ市の美術館なので、所蔵している作品は多い。特に興味をそそられたのは、マチスの部屋。マチスが何年かに分けて、製作したダンスの絵の下書きと、出来上がった作品とを展示している。

 それから、デュフィーの部屋。大きな壁一面に、デュフィーの絵で覆われている。この絵の為に作った音楽が演奏されていて、デュフィーの絵が音楽的だと言われているが、音楽とのコラボレーションという形になっている。照明も幻想的で素晴らしい。

 近代美術館の出口のテラスはカフェになっている。そこからも、エッフェル塔が良く見える。

スケートボードをしている男の子達。

 美術館の隣にパレ、ド。トウキョウがある。ここでは、5つの違った人達の展覧会を催していたが、私はもう疲れて見る元気はないので、しばらく椅子に座って休憩し、再び歩き出す。歩いていると、シャンゼリゼ劇場の前に来た。フランス国立オーケストラの演奏が29日にあると書いている。チケット売り場に行くと、一番安いのは8ユーロで買えるので、それを買った。見えますか、と尋ねると,見えませんよ、と言われた。見えなくても、劇場が見られたらいい。シャンゼリゼ劇場は歴史もあり、館内が素晴らしいと聞いていたから。楽しみだ。