TGV

マルセイユ行きの切符を買いに、HISに行くと、そこは別の会社になっている。パレロワイヤルの噴水の前に、以前はあった。近くにミューという会社がある。4人の女の子達が、地図をもらいに入っていく所だった。私も吸い込まれるように中に入る。受付で、マルセイユに行きたいのだが、というと、まず、手数料をいただきますど、と言って、あちらです、と男の人の方に手で示した。

 係りの男の人は、マルセイユは、治安が悪いですよ、と念を押してから、安くても、一人150ユーロはかかります、と言った。それに手数料ってどのくらいになるのだろう、私はためらって、じゃ聞いてから又きます、と言ってその店を出た。

 ポンピドーセンターで、インターネットをするので、ピラミッドまで歩いた。ピラミッドには、ジュンク堂の本屋さんがある。パレロワイヤルから、オペラ座を見ながら歩いていると、人も少ないせいか、

それとも、この辺りはとても治安が悪くなった、と聞いているからか、寂れているように感じる。月曜だからだろうか。本屋に入ると、客は一人か二人、地下はほとんど漫画本で占めている。ざっとのぞいて、インタネットのプリペイドカードがないかを調べたが、テレカードしかなかった。

 地下鉄でシャトレに行くと、国鉄のブティックがある。そこに、2人で40ユーロから、というポスターを見つけて、中に入る。順番待ちの人が7人くらいいる。ポスターには、1週間前までの購入と書いている。すると、月曜日からでないとこの値段では買えない。番が来て、調べてもらうと、朝6時半か、夕方6時半なら40ユーロであります、と。え、そんなに早く、と言っている内に、もうなくなりました。80ユーロなら、買えます、というので、じゃ、考えます、と再び外に出た。

 ポンピドーセンターの中に入って、我慢していたトイレに駆け込んだ。それから走るように、空いているベンチに座る。

 インターネットの番号をもらって、接続した。ブログを書き込み、写真を入れている間に、インターネットの接続が切れる。検索していても、なかなか、そこに届かない。と思うと、又、切れている。

こんなことばかりで時間がどんどん経っていく。あとで聞くと、パリのインターネットはそうなのだと。

 それでも、なんとか、SNCF(フランス国鉄)のホームページで、月曜日のマルセイユ行き、8時20分の早い時間だけれど、二人で70ユーロの特別料金で予約が取れた。しかも一等の料金だから、申し分なし。フランスバカンスを買って、二人で同行というのを買っても、最低の3日間で、

二等の値段で一人20000円くらいするのでは?TGVは予約料金が別途少しかかると思う。

 飛行機でも、エールフランスで、二人でホテルつき、土日かけて300ユーロくらいであった。

オルセー空港まで時間もかかるし、飛行機の場合は、荷物のチェックとか時間がかかるから、1時間半前に行かないといけないから、国鉄で3時間の方が便利だと考えた。

 鉄道のチケットを正規で買うと、パリーマルセイユ間が88ユーロ(二等)、とガイドブックに書いている。

いくらでも、安く手に入れる方法があるので、計画的に前もって購入するのが望ましい。