ちゃんこ料理の「若」

遅まきながらの新年会を「若」の三宮店で。新年会と言っても、大学時代の友人との二人だけ。

若乃花の手形は、意外に小さかった。私の手形とあまり変わらない。弟の娘が、北新地の「若」に

半年前から予約して友人達と行ってきたという話しを聞いていたので、すごい人気なのだとは知っていた。

去年の夏に、三宮にも「若」があるのを知って、友人と今度会うときは、ここだね、と約束していたけれど、

忙しさにまぎれて、2月の新年会で実現したというわけだ。今は、5時から6時ぐらいまでは、比較的何時でも予約できるらしい。

 前菜にサラダを注文

友人は、料理がとても上手な人で、家でよくちゃんこ鍋をするらしいが、若のちゃんこには

負けたわ、と言う。鳥のつくねが、とても美味しい。特別美味しい鳥を使っているにちがいない、と彼女は吟味して玉ねぎをハンバーグのように、練りこんであるのだと発見した。鶏がらで取った塩味スープも絶品、最後のラーメンも美味しい。

生ビールを二杯ずつ飲んで、二人で1万円だった。2時間で必ず出ないといけないので、気が焦るかな、と思ったけれど、

人気店だから仕方がない。店員さんの応対サービスも行き届いていて感じが良かった。6時予約で、8時には、お開き。

早いけれど、お腹は一杯だし、じゃ帰りましょうか、ということで、一旦は駅まで来たけれど、お互いに中途ハンパな感じ。

もう少し飲もうか、近くのバーに入った。ベルギービールを注文して、飲むほどに話がはずむ。バーテンさんに、ラストオーダー

です、と言われて時計を見ると11時前だった。友達って本当にいいもの、たまにしか会えないのに、会えばいくらでも話が尽きない。

時間の空白も互いの距離もない。