松竹新喜劇

藤山寛美が亡くなって、27回忌の記念公演を観に、松竹座に行きました。

藤山寛美の十八番を、孫が演じています。

思い出の写真集が、ロビーに飾られ、孫を抱いた、藤山寛美夫妻の写真もあります。

一生懸命演じているので、余裕がない。

演技は、間が大事なのですが、それがまだ全くない。

藤山寛美の偉大さが、孫の演技を通して、ますます光る。

他の役者さん達は、ベテラン揃いなので、余裕のある笑いを引き出して、観客を無理なく笑わせていた。

ゲストに波乃久里子が出ていた。

藤山寛美は、まともとは、新派の役者だつた。新喜劇の渋谷天外に誘われて、松竹新喜劇には入った。

2000回無休興行は記憶にあるが、肝硬変の悪化で60歳でこの世を去った。

大きな借金を抱えて、無休講演。

藤山寛美を超える喜劇役者は出てこないだろう。

帰りに、はり重のカレーハウスで、ビフカツランチを食べました。家に帰ってからでは遅くなるので。

本町まで歩いて、地下鉄に乗りました。

御堂筋を歩くと、有名ブテイックを観ながら歩くので楽しい。

心斎橋から、戎橋にかけて、アジアの観光客ばかり。

日本人はマイノリティ。

試食を頼まれて

新しく発売する麺の試食を頼まれて、今朝は、うどんを湯がいた。

報告は早いほうが良いだろうと思ったから。様々な野菜をピューレにしたものを、30パーセント麺に練りこんで作った、ヘルシー麺と、こだわり抜いて作ったつけ麺の試食。

試食なので、ざるにして、何もつけずに食べたり、そこに薬味を入れたり、半分は、つゆをレシピ通りに二倍に薄めて、温麺にして食べてみた。

一人前にしたら多いかなと思われた麺には、食べてみるとちょうど良い量。

細くて、お素麺くらいなので、湯がくのは1分。

生姜の薬味が付いていて、それだけで食べると一番美味しく感じられた。

野菜の麺に、薄めの椎茸が効いた付け出しだけで、とても美味しい。

余分なものいらないと思ったけど、温麺に、梅干しをいれてら、出汁がまた違った美味しさになる。

大根おろしを入れて、おろし蕎麦にもしてみたが、薄めの出しなので、これ以上薄くならないほうが良かった。

つるっとしていて、腰があり、細麺で、湯がくのに手間がかからないので、食べた人は、リピーターになるだろう。

麺類は食べないようにしているのだけど、これなら買いたくなる。

野菜というのに弱いから。

これ食べたら、野菜もとれるので、簡単。

美味しくて、健康に良いものを提供したいという願いから、野菜を練りこんだうどんが出来た。

食欲のない病人にも、きっとツルツルした食感と、薄味の美味しい出し、しようががさっぱりして、食がすすむと思う。

手にとって、実際に作って食べてみないとわからない味。

試食して、この良さがわかる。

あとは、値段。

野菜だらけのスープ、という、わずかに130カロリーに抑えたスープが売られている。

私はそこに即席のカレーを入れて、カレーにして食べると、カロリーがぐっと抑えられてるので、時々そうして使っている。カレーライスは、誰でも好きな食べ物だけど、カロリーの高さで敬遠したくなる。

タニタの、一食500カロリーの本がbest-sellerになっているという。

500カロリーは理想的。野菜だらけのスープにご飯で、だいたい500カロリーになる。野菜不足にならないのも良いと思う。

ゆかりのお好み焼き

歯医者の予約日、治療が終わって昼時なのに、朝たくさん食べたので、お腹がすかない。

アッシュアンドエムで、値下げされた服をあれこれ、試着して、何枚か買った。

お腹が少し空いたような、そうでないような感じ。時計を見ると3時を回っていた。

お好み焼きか、お蕎麦くらい、と思って、地下街に。

よく通る場所に、ゆかり、がある。

人気の店で、土日はいつも満席だけど、平日の、午後も3時だからか、空いている。

特別お得なランチ、というプレートが貼っている。

ミックスお好み焼きと、サラダにとソフトドリンクまでついて、800円。

友人とランチするときは、ゆっくりできないから、お好み焼きは行かない。

単一になるので、味気ないということもあるし、食べたらすぐに出ないと、後が待っている。

一人で、中途半端な時間に、食べるには、好きなお好み焼きを選ぶか、大抵はお蕎麦になる。

地下のカウンターで、よく食べた、寿司は生魚をやめてから行かない。

お好み焼きは久しぶり。

広島で食べた、広島焼依頼。

ゆかりのお好み焼きは、美味しいと評判なのだけど、前より美味しいと思わなかった。

広島焼にはまってしまったからだろうか。

草抜き

年に二回の、町内草抜きの日。

雨の予報だったのに、快晴。日延べされるよりいい。

いつもは、9時半くらいになると、そろそろと言ってもらえるのに、たっぷり10時半まで。

近所の人と話をする唯一の機会でもあるような。

裏の家から、我が家の庭が見えるようで、お花が一杯で綺麗ですね、と言われた。

大抵は、草だらけの味気のない庭なんだけど、今年は、30株ほど植えた花で、様になっている。

マーガレットも満開なので、今が一番綺麗。

梅田でイベントしてて、無料のくじ引いたら、私は、ユリ園の無料券、友人は百合の苗が当たった。

イタリア料理の店で、ランチをしてワインを飲んで酔ってた。

三日間、休肝日にしていたので、気が緩んで飲んだから。

西村屋でいつものようにコーヒーとケーキも。

お酒が入ると、甘いものが欲しくなる。

友人と別れて、格安チケットを買いに、第四ビルのあたりに行く。格安チケット販売の激戦区なのだ。

京都に行くのに、株主チケットを買いにいつた。

ここ何回か京都に行く予定があるから。

財布の中に現金が少なくなっていた。西村屋で5000円払ったから。カードにチャージしておいてそこから払うと、少し割安になる。

近所にお金を出すところはないかと聞いたら、郵便局があるというので、そこで出して、チケットを買った。

手数料はかからないと思っていたら、215円くらい引かれていた。

優遇は、昨年の12月からなくなっていた。

こんなことなら、近くで買えばよかった。その方が安かった。わざわざ、チケット屋の競合地域までいかなくてもよかった。わずかに8枚電車のチケットを買うために。

イタリアンの好きな友人につきあって、飲み食いしたら、カロリーオーバーになるので、歩きたかったこともあり、まあ、良いか。

コナミで、歩いたけど全然お腹空かなくて、その夜は食事を抜いた。

翌朝、反動で、クロワッサンのサンドを食べてから、クッキーやおかきをボリボリ。

夜は、肉を焼いて、魚も食べて、赤ワインを飲んだ後、焼酎のオンザロツクを二杯。

友人に貰った、ピーナッツを包んだおかきも口開いて、またボリボリ。

お腹が膨れ上がって、苦しくて寝られないから、夜中の3時まで起きていた。

ついこの前に、禅の教えで反省してたのに。

自身への嫌悪感を通り越して、やり切れなさと不可思議さを思う。

お酒のせいなんだ。

お酒だとこのくらいのもんだけど、薬物中毒になると、完全にマインドコントロールされるだろう。なんだってやりかねないのだ。

清原の公判が、今日開かれる。

人生でこれほどの恥ずかしい思いをしたことがないと、反省し、絶対に立ち直ると決心しているたいうけど、薬物が入ればたちまち、元の黙阿弥になってしまう。お酒も、合法的だけど、頭をおかしくさせる。

一杯に決めたらそれ以上は飲まないこと。

定期演奏会

チケットを貰って、西宮芸術センターの定期公演を聴きに行きました。

朝のうちに、母のところに行き、イカリの朝一が昼まで開いてたので野菜をたくさん買って帰るともうすぐ出ないと間に合わないとあわてたら、1時間間違ってて、昼食もいっぱい食べて、ゆっくり出かけられました。

年間通しのチケットは割引があるので、それを買う人が多いせいか、満席に近い。

下野竜也指揮で、バイオリン奏者の、コリヤ、ブラッハーを迎えての演奏会。

最初に、熊本大地震を悼み、バッハの、アリアが演奏され、それは良かったので、今回は聴けるなあと期待しました。

バイオリンは、素晴らしかつたのですが、オーケストラの音が気になって、ガクッと来る。

アンコールで、バッハの無伴奏をソロで弾かれたのは、また見事だった。

コリア、ブラッハーが、ほとんど演奏されない埋もれた、ブリテンバイオリン協奏曲、ニ短調を選曲して、披露。

美しい曲なのに、日の目を見ないこの曲の素晴らしさをわかってほしいとのこと。バイオリンは、素晴らしいのに、それを支えるオーケストラが、盛り上げる力がない。二部は、バッハの作品を、編曲したものを演奏。

拍手する気にもならない演奏もあって、イマイチ。

夜、クラシカジャパンのバイオリン特集をビデオで聴いてみたりで、聴き直し。

コリア、ブラッハーの演奏は、派手さはないけど、技術的に高度で、安定して落ち着いた美しさがあり、バッハの無伴奏はぴったり。今度機会があれば、良いオーケストラで聴きたい。

ストラディバリウスは、バイオリン演奏には、欠かせなくなっている名器だが、買える人は少ないのでは。

この人のバイオリンも、貸与。

禅、心から形へのアート

京都博物館で開催中の特別展に行きました。

ダイナースクラブの情報誌で載っていて、行きたいと思っていたのです。

ずっと忙しくて、母の再手術な懸念もあって、いつ行けるかわからなかったのですが、幸い、手術はしなくてよくなり、時間ができたので。

混んでるかなと覚悟して行ったら、案外空いてて、ゆっくり見ることができました。

お昼は、祇園の、志津屋で、カツサンドセットを。

とても美味しくてボリウムたっぷり。

コーヒーがついて700円は、すごくサービスしている。

コーヒーも美味しいし、絶対のお勧めの店。

祇園からは、博物館まで、沢山バスが出ているので便利です。

国宝や、重要文化財が、沢山出ていて、1時間ほどのつもりが、2時間たっぷりかかつた。建仁寺の住職さんのお話が、何回か時間制であつて、帰る時間に始まるところで、それも聞けて良かった。

禅のクジで引いた棒に色が付いていて、出てきた教えを書いた紙をもらってそれを毛筆で書いて、説明してもらえるというイベントに参加したら、私が引いたのは、一休和尚の言葉で、悪いことをない、良いことをすなさい、という意味の言葉だった。

悪いことしているかな、と反省したら、大食いだ、夜更かしだ、と思い当たる。

ダイエットしなくちゃいけないのに、つい食べすぎて後悔ばかり。

良いこともしないけど、悪いこともしないなんて思ってたけど、悪いことしている。

単純な教えだけど、ズシンときた。

実行するのはむつかしいですね、とあとがきがある。

説明してくれた人が、ついでに、と言って、仏像の目入れを体験するイベントに案内してくれた。

入れ方によって、顔が変わるそうだ。

私が教えられた通りに入れ直すと、柔らかい柔和な顔になって、案内人は良い顔だと言ってくれて嬉しかった。

記念に、写真を撮ってください。一緒に写しましよう、と言われたが私の写真はいらないと断った。

微笑んでいるようなお顔。前に入れか人は、厳しい顔だった。同じ目で同じように入れるのに、不思議。

それからは、仏像の光る目が気になって注意しながら見た。

臨済禅師1120ねん、白隠禅師250年の記念特別展。仏は心の中にある。

言葉にできないものを形に表すという形が、絵であり、茶道、武道に。

禅は問答で、お経はない。黙祷と座禅。

アリストテレスや、ソクラテスの問答と同じだなと思う。禅は哲学だ。

今を心安らかに生きるための哲学だと思つた。

完全を丸で表すことはよく表現されることだけど、その中の小宇宙が、個人の点で表した絵を見て、天、つまり完全な宇宙の中の点なので、点と天は同じだと思った。天の欠けた存在としての私が存在する。私がなければ天は存在しない。天がなければ私は存在しない。だから、私の中に仏がいる。仏の心で生きることは、すなわち善を行うこと。

なかなか実行はむつかしいですね。

雨の日が好きだという人もいるけれど、私は嫌、でも

ドライアイは楽なので助かる。

昨夜は、寝ている間、肩かずっしりと重くて、身体がとても疲れていた。

2キロ近く太って、これはいけないと奮起、毎日コナミで1時間近く水中歩行を続けたからだ。その上に食事を控えていた。

でも痩せない。1キロ減ってからが減らない。

新陳代謝が悪いのか、オリーブ油の摂りすぎなのか?

それとも、食事に気をつけているといいながら、外食が多いから?

こんなもの食べてるから?

スペイン料理が好きだから?