昔は殺風景だつた。
花より団子だつた。
暮らしに余裕がなかった。
お金がなかった。
日々、食べる事で精一杯だつた。
あの頃が、無性に懐かしい。
倉本聰の、北の国、は、
名作の中の名作だと思う。
自然の美しさは、比類なきくらい
美しい。
貧しい暮らし、純粋な魂が
輝いている。
厳しい環境にあって
人は美しく輝く
人間は最も微力で最も偉大な存在だと
言った、パスカル。
火のような情熱と、人間の本質的善良性を生きる五郎
彼こそ、ヒーローだ。
北の国から、を見て、
若ければ、もう一度やり直せれば、
北の大地に住みたいと思う。
憧れる。
暮らしの中で、切り取られた花が
長く咲き続けて頑張っている。
コシノジュンコが言っていた。
未来から見れば、今が一番若いの。
年はない。過去に生きるのではないの。
そうだ。
今日が一番若い。時間は、未来に続いていく。
過去の時間は消えていく。
破壊から、創造への道を歩もう。