百合が咲いた。

先日、梅田てもらった百合の花が咲いた。

白百合かと思っていたら、山吹色の大輪の百合。

蕾が付いているので、あと少し咲きそう。

百合園からもらったもので、珍しい品種のよう。

暫く咲き続けて欲しいと思う。今朝起きたら咲いていて、満開。

叔母の整理も、昨日で終わった。

私は欲しいものないけれど、実用品ばかりだけど、パリの従姉妹から頼まれたものをあれこれ。

気に入るかどうかわからないが、処分してしまうには、あまりにも勿体無い品々。

信じられないくらい私には多いと思える品々。バッグも、まだあった。押入れの奥から、またたくさん出てきた。

これが、普通の女性達の、普通の持ち物だとしたら、私はなんと少ないのだろうと思って気が楽になった。

一つ買ったら、一つ捨てるのという友人に、見習わないとと思ってたけど、持ってても邪魔になるほどのものはないということがわかった。

フランス人は、10着しか服を持たない、という本が話題になり、整理が美徳のようにテレビの話題になっているけれど、

風通しがあまり良いと、寒々すると思う。

残された人達に取っても、面白くない。

どんなものが出てくるのか、楽しみながら、叔母の片付けが出来たし、普段は会わな良い人達と、暫くの間親しい交流があったのも、叔母の残した遺産だと言える。

素敵なものを一杯残して、旅立った叔母は、見事な生き方をしたと思っている。

山吹色の百合は、叔母の化身のよう。