月末の映画は、revenant

優待券を使わないことの方が多いこの頃、昨日から、二日間、西宮ガーデンズの映画館に通った。

それほど見たい映画がないのと、テレビでもすぐに出てくるから、映画館にわざわざ行かなくてもというので、忘れていることも多いのだけど、気づいたからには、行かないと気がとがめる。

昨日は、ヘイ、シーザー、という映画を見て、今日は、蘇りし者、revenant,

今日の映画は、凄まじかった。ものすごい迫力で、残虐、スピード満点、肩がこる映画。極寒の中の撮影で、こんな映画は、かつてなかったと思える。

主演の男優が、知っている顔なのだけど、名前が出てこない。

体当たりの熱演でここまで頑張るのが信じられないからいのハードな演技。

トムハンクスも顔負けの凄い演技に感心して見ていたら、最後に名前が出て、ディカプリオだつた。

アカデミー主演賞を執念でとったことは知っていたが、この映画だと知らず、デカプリオではなく、別の男優をイメージしていたのだけど、どこか違うとは思ってて、そうだったのかと、また驚かされた。

この演技なら、文句なしにアカデミーが取れる。

デカプリオは、悪役にも挑戦して、なんとか、甘いイメージを払拭しようと頑張ってたけど、逆効果だなと思っていた。

わからないくらい、見事な変身ぶり。

童顔で可愛いイメージから脱皮して、演技派のハードボイルドな役にこだわって、汚れ役に挑戦して来たのが、この映画で御見事。

満場一致で、オスカーは、デカプリオ以外には、考えられなかっただろう。