寿初春大歌舞伎

玉三郎が出ているので、東京の歌舞伎座に来ました。 今夜は、以前に泊まった、三田会館ホテルです。 羽田に早く着いたので、浅草寺にお参りして、ホテルにチェックインも済ませて、歌舞伎座に。 高村光雲作 松竹歌舞伎会に入会したので、一般よりも1日早くチケットが買えるようになりましたが、このチケットは、一般で買ったのです。これからは、少し有利なチケットが買えるとおもいますが、歌舞伎座は、初春なのに、空いた席も。海老蔵が新橋で公演、浅草では、若手の歌舞伎、東京ならではの賑わいぶり。 夜の部は、玉三郎の夕霧、鴈治郎のいざえもんでの、吉田屋、廓文章が、目玉です。 鴈治郎の、最も大事にしている役所。二代目鴈治郎の名演技で知られる、成駒屋の宝のような作品ですから、観客を笑わせ、正月らしいおめでたいお芝居です。 玉三郎の美しさは、だんトツですが、鴈治郎と結構うまく合っていて、とても良かった。 玉三郎の打掛は、美術的価値も高い、見事な出来栄えのものです。最後に、結婚衣装の、きらびやかなうちかけが出てきて、それをまとう玉三郎の美しさは、衣装にふさわしいもの。 夜の部は、節約して、三階の2番目。オペラグラスを忘れて来て 借りたのです。 舞台は、3階から、よく見えたのですが、オペラグラスがないと、はっきりみえないので、借りてよかった。 舞台が広いので、3階席は、結構良いのです。音量は、上の方が良く聞こえます。 玉三郎の出番が終わると、帰って行く人も。 幸四郎と、染五郎の息子、金之助の共演も見所でした。 幸四郎染五郎、金之助の三代が共演している舞台。 幸四郎加藤清正、孫は、秀頼に扮しています。幸四郎夫人が、一階の出口に立って、ご贔屓さんへの挨拶をされていました。