タイレストラン

うっかり忘れていた。フロリダだって、冬だから、早く暗くなることを。

南国だとばかり気にして、夏服を持ってきたものだから、夏と間違えていた。

確かに、夏服の軽装ばかり。それでも太陽は早く沈み、気が付けば夕暮れ。

出かけなくちゃ、すぐに真っ暗になる。

ホテルで、10ドルをコインに両替してもらった。一本全部になって、多すぎるので、

6ドルにしてもらったけど、どれでも多い。25セントだから、一ドルで4つ、6ドルで24個もある。

トロリーに乗るのに、3日間の券を買うつもりしていたのだけど、シニアは一回25セントで乗れると書いている。それでは一回づつ乗ったほうが安いと思って両替してもらったが、実際の所、8枚もあれば十分だろう。

ホテルの前は、ユニバーサル通りで、トロリーのグリーン線が走っていが、30分おきであたりは暗くて何もない。

インターナショナルドライブまで行くと、レッド線が走っていて、この通りは、レストランやバー、ショッピングにホテルなど、通りにあって賑やかなので、そこから乗ろうかと思ったが、まず歩いて、見たくなった。

ドラッグストアスーパーマーケットを探すと、すぐに二軒共見つけた。中に入ったものの、水もホテルの階下でいつでも飲めるし、部屋にはもらった水が3本あるので、足りる。

ワインは大きな瓶しかないし、重いから、帰りに買うつもり。

肝心の欲しい野菜のサラダはなかった。

お腹は少しも空いていないので、どのレストランを見てもあまり美味しそうだと思えない。

ラスベガスに見られるような、カリビアンの船が見えるので、行ってみると、カリビアンのゴルフ場で、親子がプレーしているのが見える。ミニゴルフ場。冒険しながらゴルフができるようになっている。その近くには、ハワイアンのゴルフ場がある。

しばらく行くと、傾いて、逆さになったマンションがあって、そこは写真を撮っている人が多い。

その建物も、アドベンチャーになって、料金が設定されている。40ドルとか。

子供を遊ばせるためのものばかり。

一見、ラスベガスのようだけど、ラスベガスは大人がメインでそれふ不随する子供達にも退屈しないように、小守役の遊びがあるのだけど、オーランドは、子供が主役。

一杯人が入っているレストランがあるので、美味しいのかと思って入ってみたら、そこも家族連れが多くて、子供がうようよいる。

アイランド料理の、ハバナ料理の店でどんなものがあるのか興味はあるが、メニュは待っている人達が持っていて、外に料理の名前のない。

クーポンが出ているのではないかと思う。割り聞クーポを使って、家族で使うと、値引きや無料のプレゼントなどがもらえる店がいくつもあるよう。

ミラービールの専門店も、一杯の人。音楽やライブの声も聞こえてくる。

音楽と言えば、ニューオリンズが思い起こされるが、そういうのとまた違う。

友人から、ストーンクラブを勧めてもらっているので、その専門店はないかと調べたら、

17番のバス停にあると書いているので、探した。日本から持っていったガイドブックに載っていた店だった。

トロリーの紹介に、乗っていない。暗いので、探すにも、わかりにくい。

ボストンのロブスターとかにの店はあったが、それは15番のバスストップにあった。

結局探せず、そろそろお腹も食べられるようになっている。

歩いている時に、タイレストランがあって、アワードを取っているようで、店の前にラベルを貼っている。どこもなかったら、ここに決めるか、と思っていた。

クラブ料理が店の外に書いてあった。

コンベンションの近くまで歩いて、帰りはトロリーに乗ろうと思っていた。

トロリーを待っている人が多いので、すぐに来るような気がして、私もそこからの乗ろうかと思った。トロリーは、すぐに来たのだけど、中の人が一杯。

ガイドブックにも、使った人のコメントにそう書いてあった。乗っているうちに、ものすごく混んで来たと。

15分に一本だから、乗れないとまた15分待たなければ乗れない。リンクスというバスも通っている。こちらは、一回2ドル。1週間チケットは16ドルなので、安いが、そんなに使わない。

トロリーに乗り込んでいく人を見ていると、相当のお年寄りに見える人でも、紙幣を払っているようなので、コイン一個で乗れるかと心配で、乗るのをやめて、歩いた。

タイレストランに決めて入った。

グループの客が一組だけだった。私が入ってから、次々に客が入ってきて、店のテーブルがほとんど埋まった。

私は、この店の自慢料理の中から、アピタイザーの、かに、えびなどが書いている一番高いアピタイザーと野菜サラダの小を注文した。飲み物に白ワインをグラスで。

次から次に入って来た客のうち、待っていても、聞きに来てくれないので、出て行った人達がいた。

店は小さいけれど、ウエイトレスは二人しかいないので、どっと入って来た客の応対が追い付かなかったよう。

白ワインは8ドルしたのに、グラスに半分しか入っていない。アメリカでは、どこでも、グラスに一杯つぐもの。

前の席の夫婦には、一杯入ったものを持ってきた。

アピタイザーは、餃子風のあげたものばかりでがっかり。ディップが甘すぎる。

野菜サラダも、ゴマの入ったドレッシングでこちらも甘い。

タイ料理は、甘いと言っていた人がいた。私はパドタイが好きで、それしか食べなかったので、

こんなに甘いとは知らなかった。それに、揚げ物ばかり。まずくはないけれど、体に油が一杯になるのは困るなあと思いながら食べている。

ワインもまずかったので、量が少なくてよかった。

支払いをお願いしたら、チップの所に、線が入っていて、チップの18パーセントは含んでいませんので、お願いします、と書いている。

10パーセントから、25パーセントまで3つのサービス料が印刷されている。

以前は書いてなかったが、どこに行ってもこういう書き方が見られるようになっている。

チップを入れて、33ドルなので、30ドルは紙幣であとはコインを置いた。12個ここで使えたので財布の重さが楽になった。

美味しくないワインと美味しくない料理で、満足感なくて、チップの18パーセント払った。

あとで思い出した。

息子が言っていたことを。サービスが良くなくて不満足なら、チップは払わなくてもよいと。

タイ料理の好きな人で、揚げ物が好きな人だったら、満足だったでしょうから、選択をあやまっただけ。

ワインの美味しいものを飲みたくて、帰りに、酒屋さんがあったので、小さい瓶を買った。

ホテルで洗濯できるのは、今夜だけなので、お風呂で洗濯。明後日までには乾くだろうから。

明日は失敗しないように、美味しいものを食べよう。