レッツノート

旅の準備が、全然できていないのに、パソコンを買ってしまって、設定と操作で時間とられて、イライラしながら、時間ばかり過ぎていく。

ずっと前から、欲しいと思っていた、軽いパソコン。レッツノートは値段が

高いので、思案していたのだが、ついに買ってしまった。

ウィンドーズよりも、アップルのほうが、シンプルで使いやすい。

アイパッドを持っていけば,用が足りるのだけど、飛行機の中で、時間つぶしに

文章を書くのに、パソコンが便利なのだ。

家にいると、忙しさに紛れて、書く時間がない。

書きたいと思うことも浮かばない。

旅に出ると、その逆で、暇と思索で、書きたいと思うことが浮かぶ。

今回買った、パソコンは、キーボードのピッチが少し広くなっているので、打ちやすくなった。

ジョーシンのネットで買った。カタログギフトがプレゼントでついていた。

合成皮のパソコンケースも。

タッチパネルで、折り返して、アイパッドのようにも使える。

レッツノートはこれで3台目。

随分長く愛用している。

パリの友人のアパートを借りていたころ、まだアパートにネットが引いてなくて、

ポンピドーセンターに通っていた。

外に座り込んで、キレ切れのネットを。無線の電波が弱いので、すぐに切れてしまう。

コンクリートに座って、よくあんなことやっていたものだと、今思う。

 アメリカでは、図書館で30分無料のパソコンをしていた。毎日通うのが習慣になっていた。

30分はあっというまに終わってしまう。

効果が得られないままに、息子のアパートに帰る。

ポンピドーの図書館にも通った。無線が弱いのか、私のパソコンがキャッチできないのか、

ぷつっと切れると、またパスワードを入れなおして使わねばならなかった。

パリでは、友人のアパートに、ネットが入ってからは、すごく便利になった。

アメリカでも、息子がネットに入っているので、問題なくなってからも久しい。

 パソコンのなかった時代は、必要なかったものなのに、今はないとすごく困る。

 アイパッドエアーとアイフォーンがあれば、いらないと思うのだけど、パソコンは文章を打つのに

使いやすいので、魅力的。

 私の贅沢は、パソコンと、あとは、スーツケース。

スーツケースは、いくつも買っている。

今回は、29リットルの一番小さいものを持っていくつもりだった。

 松竹座へ本町の問屋街を通ると、旅行鞄の店があって、そこにある

イタリア製の、ロンカード、というメーカーのものが欲しくなった。

 海外で買えば、きっと安いのだけど、10年保証で、1,95キロの重さ。

荷物は35リットル入る。イギリス製の小さいサイズと同じ重さ。

 これも、ついに買ってしまった。ポルトガルに言ったときには、小さいものでなんとか

いけたので、今回もそれでよいかと思っていたのに、買ってしまった。

 最近は、海外に行くとき、一人旅の場合は、預けないで、機内持ち込みにする。

ローマで、帰る前の日まで荷物が届かなかった体験から、ホテル泊まりの時は、持っていないと不安なのだ。

 体力的にも、重いものは無理。それでも、少しは入らないといけない。

 長い経験から、旅上手にはなっているので、余計なものは持っていかないのだが、

パソコンに、アイパッドとアイフォーンが増えて、これが結構な重さになる。

 旅行貧乏、まさにそう。

ニューヨークは、べらぼーにホテルが高くなって、しかも季節が良い時は特に。

 ユースホステルを考えたが、アレルギーの咳が出てきている。疲れも軽減しなければ。

 ということで、ホテル代がかさむ。

 マイル稼ぎになにも、そこまでしなくても、という反省をしつつ、あと6万5千マイルほどが

あきらめられない。

 自分でもいやになる。