絵画展の案内状をいただきました。
吉田堅二さんと親交の深かった方で、長年パリ郊外のアトリエで、作家活動を
ご主人と一緒に続けていらっしゃいます。
ご主人と交代で、二年に一度、日本で新しい作品を発表されています。
去年は、歌舞伎座への帰りに、ご主人の作品を拝見させていたいたので、
ご紹介させていただいたのですが、今回は、体調のことあrのですが、
月末は、医者の予約が順次詰まっていて、伺うことが出来ません。
残念ですが、東京に行かれる方、東京近辺にお住いの方に、
ご紹介させていただきます。
「時の軌跡」をテーマに画かれる、抽象画です。
以前に一度拝見させていただいたのですが、心惹かれる素敵な作品です。
話は飛びますが、昔、パリのシャンソニエで、一人の日本人画家と知り合いました。
北海道在住の画家で、高橋さんという方でした。
壁を描く、抽象画家で、東京での個展の案内状をいただいたのですが、その頃は、
東京への交通費など、余裕のなかった頃で、ある美術教授が東京に行かれるので、
案内状をお見せしたら、行ってくださったことを、今思い出しました。
落ち着いた、色調の「壁」というテーマ。
観に行ってくださった、美術教授は、「好きな絵画で、欲しいなと思う絵だった。」と
おっしゃっていました。
それぞれの作家の独自性は違うのですが、日浅和美さんの抽象画は、落ち着いた色調で、
日本人の心にすっと入って来る絵画で、日本での愛好家がきっと沢山おわれるのだと
思います。 定期的に、日本での作品展を心待ちにしておられるフアンが多いから、
東京の銀座、ど真ん中で続けてこられるのでしょう。
日浅和美展 時の軌跡
美術会館ギャラリー青羅
東京都中央区銀座3-10-19
03-3542-3473